今週の大河ドラマ『軍師 官兵衛』は、主人公の黒田官兵衛が、織田信長や豊臣秀吉との初対面の場面でした。

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今日はちょっと織田信長の行なった経済政策について書いてみたいと思います。

織田信長は、天下布武という政治政策を掲げました。
それは、誰よりも戦国時代の終わりを願って、天下平定への道へ進んだとも言われています。

さらに、信長の有名な経済政策として楽市楽座があります。
(現代の経済政策は、言わずと知れたアベノミクスですね。)

士農工商という階級制度を聞いたことがあるでしょうか?

楽市楽座とは、当時信長のお城があった、現在の岐阜市に商売人の規制緩和を行った街を作ったのです。
階級制度が厳しかった時代に、誰でも自由に商売をして良い!
儲けることを良しとした街を作ったのです。

当時の商人は、階級の中でも一番身分が低い立場です。
その商人が、将軍に認められて自由に商売が出来るとなれば、瞬く間に全国から人が集まるようになります。

人が集まれば街に活気が生まれ、課税の規制緩和を行っても、結果的に総合的な税収が上がると言ったものです。
それに、人が沢山いて活気があると強い街が出来ます。

信長は、実は自分が得ることを先に考えたのではなく、民が潤うことを先に行い、結果的に将軍が儲かる仕組みを作ったのです。

アベノミクスも、民の景気を良くし、東京オリンピック招致の勢いに乗っかって、消費税を8%、10%へと引き上げ、最終的な増収を行っているのです。
(まるで現代の楽市楽座)

結果的に我々民は、儲かっていれば増税に反対をしません。

わかりますか??

結果的に我々民は、儲かっていればモノが高くなっても文句を言わないのです。
むしろ、国のためにと快く払ってくれる人が増える。


つまり、お客様から快くお金を頂くということは、先ずお客様の利益(喜び)を考えることです。

その観点で、あなたはお客様のどんな役に立てるのか??

信長が、一般市民の商人に楽市楽座を行ったように、先ずはあなたがお客様に対してどんなお役に立てるのか?
そんな事を考えてみる時間もとっても大事です。